サイト | 評価(5段階) |
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Filmarks | ★×4.0 |
映画.com | ★×4.3 |
Amazon Prime Video | - |
スタジオジブリ制作の『となりのトトロ』は、1988年の公開以来、今もなお世界中の人々を魅了し続けている不朽の名作です。
美しい田園風景、愛らしいキャラクターたち、そして心温まるストーリー。
子供の頃に観た感動を、大人になった今も鮮明に覚えているという方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな『となりのトトロ』がなぜこれほどまでに愛されるのか、その魅力を深掘りしていきます。

人生で初めて映画館で観たジブリ映画がこれでした。
当時は「ジブリ」がなんなのかも知らず、マックをムシャムシャ食べながら映画に夢中だったよね!


『となりのトトロ』のあらすじ

物語の舞台は、昭和30年代の日本。
姉のサツキと妹のメイは、病気療養中の母親(靖子)が入院する病院の近くに引っ越してきます。
新しい家には不思議な「まっくろくろすけ」が住んでおり、姉妹は自然あふれる田舎での新生活に心を躍らせます。
ある日、メイは森の中で大きなフワフワの生き物「トトロ」に出会います。
やがてサツキもトトロと出会い、ふしぎな体験をするようになります。
トトロの魔法のような力で、巨大な木が育つ夢を見たり、雨の中でバス停に立っていると「ネコバス」が現れたりと、姉妹の周りには不思議な出来事が次々と起こります。
しかし、ある日、母の病状が悪化したという知らせが届きます。
動揺したメイは、一人で母のもとへ向かおうとし、行方不明になってしまいます。
村中が探し回る中、サツキはトトロに助けを求め、ネコバスに乗せてもらいメイを見つけることに成功します。
最後に、姉妹はネコバスに乗って母の病院を訪れ、そっとトウモロコシを置いて帰ります。
病院の母は、そのトウモロコシを見つめながら微笑み、物語は静かに幕を閉じます。

一昔前の田舎が舞台で、謎の生物が出てくるという映画にも関わらず、怖さが一切なくむしろ温かみがあるというのは今観ても斬新な世界観ですよね。
なんだかんだでトトロって愛嬌あるキャラクターだもんね!

魅力的なキャラクターたち

『となりのトトロ』に登場するキャラクターたちは、それぞれが個性的で魅力的です。
- トトロ:大きくてふわふわした森の主。見た目の愛らしさだけでなく、神秘的な存在感を持ち、子供たちの心のよりどころとなっています。
- サツキとメイ:無邪気で元気いっぱいの姉妹。姉妹のやりとりは、まるで本当に存在しているかのようなリアリティがあります。
- ネコバス:ふしぎなバスのような生き物で、風を切って走る姿は観る者をワクワクさせます。
どのキャラクターも、シンプルでありながら深い魅力を持ち、長年にわたって多くのファンを惹きつけています。

個人的にはカンタのキャラクターが大好きです。
よくありがちな意地悪な男の子かと思いきや、不器用だけどメッチャいいやつっていうね!

『となりのトトロ』の4つの魅力

魅力1. 自然の美しさと温かさ
『となりのトトロ』の魅力の一つは、その美しい背景描写です。
緑豊かな田園風景、木々のざわめき、そしてそこに生きる様々な生き物たち。
その美しい自然の描写は、観る人の心を癒し、まるで自分もその世界に入り込んだかのような感覚を与えてくれます。
魅力2. 愛らしいキャラクターたち
トトロをはじめとする愛らしいキャラクターたちも、この作品の大きな魅力です。
ふわふわとしたトトロのお腹に抱きつきたいと思った人は多いのではないでしょうか。
また、サツキとメイの姉妹の愛らしさや、トトロとの交流を通して見せる子供らしい無邪気さも、観る人の心を温かくします。
魅力3. 心温まるストーリー
『となりのトトロ』のストーリーは、子供たちの冒険と成長、そして家族の絆を描いた心温まるものです。
特に、サツキとメイがトトロと出会い、交流を深めていく中で、子供らしい無邪気さや、自然への畏敬の念を育んでいく様子は、観る人の心を温かくします。
魅力4. 世代を超えて共感できるテーマ
『となりのトトロ』が世代を超えて愛される理由の一つに、普遍的なテーマが挙げられます。
自然との共生、家族の絆、子供の成長など、誰もが共感できるテーマが、時代を超えて人々の心に響くのでしょう。

大人になって改めて観てみると、サツキ・メイとトトロの間のコミュニケーションが「取れてるようで取れてないようでやっぱり取れている」という絶妙な距離感がいい味出してるなと思いました。
『となりのトトロ』が教えてくれること

『となりのトトロ』には、「家族の絆」や「子供の純粋な心」など、時代を超えて共感できるテーマが込められています。
母親の病気を心配しながらも、明るく前向きに生きるサツキとメイの姿には、強さと優しさが感じられます。
また、大人には見えない不思議な世界が存在するという設定は、子供ならではの想像力と純真さを表現しており、多くの人の心を打つものとなっています。
忙しい毎日の中で忘れがちな大切なことを、『となりのトトロ』は思い出させてくれます。
子ども視点で物語が展開されていく映画ならではの面白さが詰まった作品だよね!

まとめ

サイト | 評価(5段階) |
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Filmarks | ★×4.0 |
映画.com | ★×4.3 |
Amazon Prime Video | - |
『となりのトトロ』は、ジブリ作品の中でも特に心温まるファンタジーとして、多くの人々に愛され続けています。
ポイント
- 自然と共生する世界観:田舎の美しい風景や森の神秘的な雰囲気
- トトロの魅力:不思議で優しい森の主、子供たちの守り神のような存在
- サツキとメイの姉妹愛:母の入院を気にかけながらも明るく過ごす姉妹の姿
- 猫バスの登場:ユニークでファンタジックな乗り物
- 子供の視点で描かれた物語:大人には見えない不思議な世界
- ノスタルジックな昭和の田舎風景:里山の自然や昔ながらの暮らしが描かれる
その魅力は物語のシンプルさ、美しいアニメーション、心に響く音楽、そして普遍的なメッセージにあります。
まだ観ていない方は、ぜひ一度ご覧になってください。トトロの世界に心癒されること間違いありません。

ファンタジックな世界観にも関わらず、激しい要素は一切なくマッタリと楽しめて心温まる映画ですね。
ジブリ作品にしては少しめずらしい作品だよね!

