ウェブサイトを訪れたユーザーが「今どこにいるのかわからない」「目的のページにたどり着けない」と感じてしまうことは、サイトの離脱率を高めてしまう大きな原因です。
そんな問題を解決し、ユーザーに快適なサイト体験を提供するために役立つのが「パンくずリスト」です。

サイト運営などをやったことない人は、「パンくずリスト」と聞いてもピンとこないかもしれません。
でも、実物を見せると、「ああ、これね!」って誰でもすぐに納得できるよね!

パンくずリストとは?

パンくずリスト(Breadcrumb Trail)は、ユーザーがサイト内で辿った経路を示すナビゲーションツールです。
通常、ページの上部に配置され、リンク形式で表示されます。
例えば、「ホーム > カテゴリ > サブカテゴリ > 現在のページ」といった形式です。
パンくずリストの役割
- 現在地の把握:ユーザーはパンくずリストを見ることで、サイト内のどの階層にいるのかを瞬時に理解できます。
- ナビゲーションの向上:上位階層への移動が容易になり、目的のページにスムーズにたどり着けます。
- 回遊性の向上:関連性の高いページへのアクセスを促し、サイト全体の回遊性を高めます。

パンくずリストを口で説明すると難しいのですが、見せると一発で納得してもらえるんですよね。
「百聞は一見にしかず」だね!

パンくずリストの3つのメリット

1. ユーザビリティの向上
パンくずリストがあることで、ユーザーは現在位置を把握しやすくなり、迷子になることがありません。
また、上位の階層に簡単に戻ることができるため、サイト内の移動がスムーズになります。
2. SEO効果
検索エンジンはパンくずリストを評価し、適切に設定されたサイトはSEOの向上につながります。
特にGoogleはパンくずリストを検索結果に表示することがあり、クリック率の向上が期待できます。
3. 直帰率の低下
ユーザーが目的の情報にたどり着きやすくなるため、直帰率の低下につながります。
特にコンテンツが多いサイトでは、パンくずリストがナビゲーションの補助となり、ユーザーの離脱を防ぐ効果があります。

基本的にメリットしかないので、非表示にする理由がないです。
【Cocoon】でのパンくずリストの設定方法

Cocoonは、無料で使える高機能なWordPressテーマで、標準でパンくずリスト機能が搭載されています。
手順
- WordPress管理画面から 「Cocoon設定」 に移動します。
- 「Cocoon設定」→「投稿」タブ を開きます。
- 「パンくずリストの配置」で表示/非表示の切り替えや、表示する場所を選びます。
- 「変更を保存」 をクリック。

一応ここの設定だけ見てみて、非表示になっていないかのチェックだけでOKだね!

【AFFINGER6】でのパンくずリストの設定方法

Affinger6(WING)は、収益化向けの有料WordPressテーマで、SEOやデザインのカスタマイズ性が高いのが特徴です。
手順
- WordPress管理画面で 「AFFINGER管理」 にアクセス。
- 「投稿・固定記事設定」 を開く。
- デフォルトで表示されているので、もし非表示にしたければ「パンクズを非表示にする」 にチェックを入れる。
- 「保存」 をクリック。

AFFINGER6に関しては、デフォルトでパンくずリストが表示されているため、何もいじる必要はありません。
まとめ

パンくずリストは、ユーザーに快適なサイト体験を提供するために非常に重要な要素です。
正確でわかりやすいパンくずリストを設置することで、ユーザーのサイト内ナビゲーションをサポートし、サイト全体のパフォーマンスを向上させることができます。
特にコンテンツが多いサイトでは、ユーザーの迷子を防ぐためにも欠かせない要素です。
まだ導入していない場合は、ぜひ検討してみてください!

コードなどを追加してパンくずリストをカスタマイズする方法もあるのですが、分かりにくくなるだけかと思ったので、この記事では割愛しています。
カスタマイズする必要性もあまり感じないしね!
