「苦手を克服することが成長につながる」——これは昔から言われている常識です。
しかし、本当にそうでしょうか？
実は、苦手を克服するよりも、苦手を避けて得意なことに集中するほうが、効率的かつ成功しやすいという考え方があります。
今回は、「苦手を克服」するのではなく、「苦手を避ける」ことが最強の戦略である理由についてお話しします。
人生は有限なので、苦手なことに時間を使うよりも、苦手なことに時間を使わなくていいようにする方が合理的です。
苦手なことをイヤイヤやっても幸せにならないもんね！
苦手を克服することのデメリット
時間と労力の浪費
苦手なことを克服するには、多くの時間と労力を要します。
その間、本来得意なことに費やせたはずの時間が失われます。
モチベーションの低下
苦手なことに取り組むのはストレスがたまりやすく、モチベーションを保つのが難しくなります。
結果として、途中で挫折する可能性が高くなります。
中途半端な成果しか得られない
苦手なことを克服しようとしても、結局のところ得意な人には勝てません。
時間をかけても、せいぜい「平均レベル」までしか到達できないことがほとんどです。
自分は得意なことと苦手なことが両極端なタイプの人間なので、「苦手なことを頑張って上手くいった！」という記憶が全くありません。
たいていの場合、やる気が出ず「ダメだこりゃ」で終わっちゃうよね！
「苦手を避ける」戦略のメリット
得意なことに集中できる
苦手なことを避けることで、自分の得意なことに時間とエネルギーを集中できます。
これにより、短期間でより高い成果を出しやすくなります。
自信がつく
得意なことに取り組むことで成功体験を積み重ねやすくなり、自信が生まれます。
自信がある人は新しい挑戦にも積極的になり、さらなる成長が期待できます。
ストレスが減る
苦手なことを無理に克服しようとするストレスから解放され、よりポジティブな気持ちで日々を過ごすことができます。
人生において、「苦手なことを全て避けられるか？」というと、そういう訳ではありませんが、「苦手なことは避けるようにする！」と決めておくだけでもだいぶ心が軽くなります。
苦手なことに無理して挑戦しても、自己肯定感が下がるだけだもんね！
苦手を避けつつ成功する方法
例えば、あなたが数学が苦手だとします。
数学の克服に時間を費やすよりも、得意な語学やプログラミングに時間を使い、それらのスキルを伸ばす方が、キャリアアップや自己実現に繋がりやすいでしょう。
また、プレゼンテーションが苦手な場合、無理に克服するのではなく、資料作成やデータ分析など、得意な分野で貢献する道を選ぶことも有効です。
チームで協力すれば、各自の得意分野を活かし、全体のパフォーマンスを最大化できます。
- 苦手なことは外注する：例えば、経理が苦手ならプロに任せる、デザインが苦手なら外注するなど、自分でやらずに済む方法を探しましょう。
- チームやパートナーを活用する：自分が苦手な部分を補完できるパートナーやチームメンバーと協力することで、効率的に目標を達成できます。
- 自分の強みを伸ばす：苦手を克服するのではなく、自分の強みをさらに伸ばすことで、競争優位性を高められます。
経験上、苦手なことに時間を使うよりも、得意だったり、やってて楽しいと感じることに時間を使う方が上手くいくことが多かったです。
その方が理にかなってるもんね！
まとめ
苦手を克服することが常識とされていますが、時には避けることが最強の戦略となることもあります。
苦手なことを避け、得意なことにフォーカスすることで、より効率的に成果を上げることができます。
「苦手を克服」より「苦手を避ける」戦略は、時間とエネルギーを有効活用し、人生をより豊かにするための強力なツールとなります。
ポイント
- 苦手を完全に無視するわけではない：苦手なことでも、最低限のレベルは維持する必要があります。例えば、社会人として基本的なPCスキルやコミュニケーション能力は必要です。
- 苦手を避ける＝逃げではない：自分の特性を理解し、戦略的に行動することは、むしろ賢明な選択です。
- 得意なことを見つける：自分の得意なことが分からない場合は、自己分析や周囲の人からのフィードバックを通じて、得意なことを見つけることから始めましょう。
「苦手なものから逃げるのはよくない！」的な風潮もありますが、「苦痛を感じてまで、自己肯定感の下がる無駄な時間を過ごす」というのはただの災いでしかないので、できる限り避けるが吉と考えます。
人生は苦しむためにあるんじゃなくて、楽しむためにあるからね！
