「タバコをやめたいけど、なかなかやめられない…」そう思っている方は多いのではないでしょうか。
自分は、そもそも禁煙しようなどとは1ミリも思っていませんでした。
ですが、あることをきっかけに1発で禁煙に成功したので、自身の禁煙成功までの道のりを体験談としてご紹介します。

禁煙してからかれこれ13年ほどになりますが、その間に1本たりとも吸っていません。
意思の力ではなく、タバコに対する考え方で禁煙成功したって感じだよね!


禁煙を決意した人のうちの、94%は1年以内に挫折してタバコを吸ってしまうという統計も出ているぐらい依存性の強いものなので、意思の力で中々できるようなことではないですからね。
タバコに対する考え方なら、『禁煙セラピー』はかなり使えるよね!


自分がこの本を読んだのは禁煙する1年ほど前で、自分がタバコをやめるなんて夢にも思ってなかった頃ですが、実際に禁煙してみたら、この本に書いてあることが次々と頭に浮かんできて、かなり助けられました。

禁煙のきっかけ

禁煙を始めたのは、実はごく偶然の出来事からでした。
ある日、タバコを買い忘れてしまい、真冬の寒さも手伝って「これを機にチャレンジしてみよう」と思い立ちました。
そのときは軽い気持ちでしたが、結果的にこれが大きな転機となりました。

「タバコをやめてしまうと何かを失うような気がする」ということで、それまで全く禁煙しようなどとは思っていなかったのですが、タバコを吸わなくなった今となっては、「失うどころか、得るものが大きいんだな」と実感できます。
「タバコをやめてしまうと何かを失うような気がする」というのは、ただの幻想だったんだね!

最初の3日間:試練の始まり

禁煙を始めた最初の3日間は、とにかく辛かったです。
タバコを吸いたいという欲求が恐ろしいほど強く、気がつけばタバコのことばかり考えていました。
しかし、同時に激しい眠気も襲ってきました。
この眠気を利用し、1日17時間ほど寝ることで、なんとかその期間を乗り切ることができました。
当然のことながら、この期間にタバコを手元に置いたら絶対にダメだからね!


「タバコが手元にあって吸わずにいられる人はまずいない!」と断言できるぐらい、強烈に吸いたい期間です。
1週間目:吸いたい気持ちとの戦い

1週間経つ頃には、タバコへの欲求は少しだけ和らいできました。
それでも、まだ吸いたい気持ちは強く、「ここで吸ってしまったらもったいない」と自分に言い聞かせることで我慢できました。
この時期は、忍耐が鍵でした。

ただ、タバコを吸いたい状態がデフォルトになるため、多少は慣れてきます。
1ヶ月目:新しい日常の形成

禁煙を始めて1ヶ月経つ頃になっても、タバコを吸いたい気持ちは定期的に襲ってきます。
しかし、「ここで吸ったら、今までの我慢が水の泡になってしまう」という思いが支えになり、誘惑に負けることなく過ごせました。
この時期になると、少しずつ禁煙に対する自信もついてきました。
タバコを吸う夢を毎日のように見ていた時期だね!


ただ、この頃からご飯が美味しく感じるようになり、自分の場合はなぜだか紅生姜がメチャクチャ美味しく感じるようになりましたね。
3ヶ月目:心の変化

禁煙を始めて3ヶ月が経過すると、タバコへの欲求がフラッシュバックのように時折現れることがあります。
ただし、それは「今吸ったら美味しいんだろうな」という程度の幻想に過ぎず、以前のように強烈に吸いたいとは感じなくなりました。
ここまで来ると、禁煙の成功を確信できるようになりました。

「今吸ってみても大丈夫そうだから、試しに1本だけ吸ってみようかな?」というのは絶対にNGです!
高確率で今までの苦労が水の泡になってしまうもんね!

禁煙を続けるための3つのポイント!

- 明確な目標を持つ:「このまま禁煙を続けて健康になりたい」という強い目標を持つことが重要です。
- 辛い時期をうまくやり過ごす:初期の辛い時期は、眠るなど別の行動に集中してやり過ごすのがおすすめです。
- 自分を褒める:禁煙を1日でも続けられた自分を褒めることが、モチベーションにつながります。
「タバコが吸いたいなぁ」と思った時は寝てしまうのが一番なのね。

まとめ

自分の体験談が、今まさに禁煙を考えている方、禁煙中で辛い思いをしている方のお役に立てれば幸いです。
禁煙は決して楽な道のりではありません。
辛い時期もあります。
しかし、それを乗り越えた先には、今までとは全く違う、清々しい毎日が待っています。
諦めずに、自分のペースで禁煙に取り組んでみてください。応援しています。

タバコを吸っていた時期もある自分の経験から、「タバコは絶対に吸わない方がいい!」ということだけは断言できます。
百害あって一利なしとはまさにこの事だしね!

