企業で働く理由は何でしょうか?
多くの人にとって、その答えは「生活のため」「お金を稼ぐため」でしょう。
しかし、企業は時に「やりがい」や「感謝の言葉」を使って、従業員に不当な働き方をさせることがあります。
もし本当に価値ある仕事をしているのなら、その評価は給料に反映されるべきです。

企業側としては「少々の給料しか払わずとも文句一つ言わず、長時間働いてくれる有能な人」というのが最も欲しい人材ですからね。
労働者をただの道具としてしか見ていない経営者っていうのも凄く多いしね!

本当に評価されているなら給料に反映されるはず

企業が従業員を評価する際、最も明確な指標の一つが「給料」です。
本当に働きが評価されているのであれば、給料に反映されるはずです。
もし、どれだけ褒められても給料が上がらないのであれば、それは働きが正当に評価されていない証拠と言えるでしょう。

耳障りのいい言葉を並べるだけで給料に反映されない会社は、体よく利用できる奴隷を量産しようという方針なんでしょうね。
「やりがい搾取」は企業の常套手段

企業は従業員のモチベーションを高めるために、「やりがい」や「成長できる環境」という言葉を巧みに使います。
しかし、こうした言葉に騙されて、長時間労働や低賃金で働かされるのは問題です。
特に、サービス業やクリエイティブ職では、「お客様の笑顔がやりがい」や「君の仕事は社会に貢献している」といったフレーズで、低賃金・長時間労働を正当化するケースが少なくありません。
実際のケース
年収2500万円の社長
「偉いのは社長や経営者ではありません、働いてくれている人がいてこそなので、本当に偉いのは皆さんです!」
年収240万円の社員
「お、おう・・・」
ギャグみたいな話だけど本当によくあるんだよね!

働く理由は明確に:お金のため

働く理由を考えてみましょう。
もちろん、仕事にやりがいを感じることは大切です。
しかし、我々が働く最も基本的な理由は「生活のため」「お金を得るため」です。
これは恥ずかしいことではなく、極めて自然なことです。
会社に提供しているのは時間と労力という貴重なリソースです。
それに対して適切な対価を受け取るのは当然の権利です。
褒め言葉やありがとうの言葉は素晴らしいものですが、それだけでは家賃は払えません。

「もしも10億円あったとしても今の仕事を続けますか?」99%の人は「NO!」と言うでしょう。
その時点で、大半の人の働く目的の答えは出ています。
褒め言葉だけの会社の見極め方

以下のような兆候がある場合、「褒め言葉の罠」にはまっている可能性があります。
- 頻繁に褒められるが、給料の上昇につながらない
- 「将来的には」という言葉ばかりで具体的な昇給計画がない
- 残業や追加業務を「成長のチャンス」と言って無償で行わせる
- 業界平均より低い給料を「やりがい」や「経験」で正当化する
こうした状況に身を置いている場合、単に低賃金で企業に利益をもたらす道具として利用されているだけかもしれません。
こういう会社に関しては、どれだけ長く続けても低賃金から抜け出せる見込みはないし、ある程度年齢を重ねたら簡単に切り捨てられてしまうということも頭に置いておいた方がいいね!

まとめ

本当に評価されるべき仕事ならば、給料に反映されるのが当然です。
褒め言葉や「やりがい」という言葉に騙されて、低賃金や長時間労働を受け入れてはいけません。
自分の価値を正しく評価し、それに見合った報酬を求めることが、より良い働き方につながります。

これに関しては、給料面だけではなくアルバイト・契約社員・派遣などの非正規で働いている人にも言える問題ですね。
良いことばかり言うけど、なんだかんだで絶対に正社員にはしてくれないってケースはよくあるもんね!
