冬の寒さ対策といえば、重ね着で着膨れしてしまうのが定番だと思っていませんか?
特にダウンジャケットは、中にたくさん着込めば着込むほど暖かいと思っている方も多いかもしれません。
しかし、実はそれは大きな誤解!
ダウンジャケットは、なるべく薄着で着る方が、その保温性能を最大限に発揮し、暖かく快適に過ごせるのです。
この記事では、「なぜダウンは薄着の方が暖かいのか?」という疑問に答え、その理由と効果的な着こなし術を徹底解説します!

試しに1月の真冬の札幌で、ダウンの中はユニクロのエアリズムのTシャツ1枚で外出するということを試してみましたが、割と大丈夫でした。
(自分は寒さに強い方ではありません)
そこまでいくとさすがにやりすぎな気はするね!


検証のためにやっただけなので、Tシャツ1枚だけっていうのは少々極端な例ではありますが、実際のところユニクロのヒートテックタートルネックぐらいがちょうどいいのかなと思います。
タートルネックタイプだと、首元の隙間から入ってくる冷たい風も遮断してくれるしね!

なぜダウンの下は薄着の方が暖かいのか?そのメカニズムを解説

ダウンジャケットが暖かい秘密は、ダウン(羽毛)が作り出す「空気の層」にあります。
ダウンは、細かい羽毛が複雑に絡み合うことで、大量の空気を含みます。
この空気が断熱材となり、外の冷気を遮断し、体温で温められた空気を閉じ込めることで、抜群の暖かさを保つのです。
重要なのは、この「空気の層」をいかに効果的に保つかという点です。
厚着をしてしまうと、ダウンと体の間に隙間がなくなり、ダウンが本来持つ膨らむ力が十分に発揮できなくなってしまいます。
つまり、肝心の空気の層が潰されてしまい、断熱効果が著しく低下してしまうのです。
例
羽毛布団を想像してみてください。
布団の上に重い毛布を何枚も重ねると、布団のふっくらとした暖かさが失われてしまいますよね。
それと同じことが、ダウンジャケットでも起こっているのです。
ダウン本来の性能を引き出すには、ダウンが自由に膨らむスペースが必要なのです。

「体温がダウンに伝わりやすくするため」「温められた空気の層を効果的に保つため」、この2点によりダウンの下は薄着の方がいいという結論になります。
ダウンの下を薄着にするメリット

1. 保温効果の最大化
薄着をすることで、ダウンの羽毛が十分に膨らみ、効果的に空気を閉じ込めることができます。
これにより、体温が効率的に保たれます。
2. 動きやすさの向上
厚着をすると動きにくくなることがありますが、薄着をすることで動きやすさが向上し、快適に過ごすことができます。
3. 湿気のコントロール
薄着をすることで、体から発散される湿気がダウンジャケット内にこもりにくくなります。
湿気がこもると冷えを感じる原因になるため、適切な湿気のコントロールが重要です。
厚着をすると、カバンやリュックが肩にかけにくくなるっていうデメリットがあるもんね!

ダウンの下を薄着にするポイント

1. 適切なインナーを選ぶ
薄くても保温性の高い素材を選ぶことが重要です。
ウールやヒートテックなどの保温機能があるインナーを選ぶと良いでしょう。
2. 重ね着の工夫
薄着と言っても、重ね着を工夫することでさらに保温効果を高めることができます。
例えば、薄手のインナーにフリースを重ね、その上にダウンジャケットを着ると効果的です。
3. 適切なサイズのダウンジャケットを選ぶ
ダウンジャケットは少しゆとりのあるサイズを選ぶことで、羽毛が十分に膨らみ、保温効果が最大限に発揮されます。

やっぱりユニクロのヒートテックって優秀ですよね。
それでいてあの価格だから、本当に高コスパ商品だよね!

まとめ:薄着で快適な冬を!

ダウンジャケットの下を薄着にすることで、保温性が高まり、動きやすく、快適な冬を過ごせます。
重ね着が当たり前だと思っていた方も、ぜひこの新しい着こなし方を試してみてください。
冬の常識が変わり、暖かく軽やかな日々を楽しめることでしょう!

参考までに、自分が愛用しているダウンはユニクロのシームレスダウンパーカなので、そんな特別なものではありません。
よほど変なダウンじゃない限りは、薄着の方が暖かいというのは本当なんだね!

-
-
【冬の節約術】最強のコスパ暖房器具『電気毛布』の魅力
冬の暖房費、高くて困っていませんか? 寒い冬、暖房費が家計を圧迫している方も多いのではないでしょうか。 特に、灯油やガスの価格高騰が続く中、少しでも暖房費を節約したいと考える方は必見です。 そんなあな ...
続きを見る